神崎紫峰
「炎の力は人智を超え、我々の力ではいかんともし難い。時には我々に襲い掛かり、時には優しく包んでくれる。不動明王そのものだ。そのような炎を私は、窯の温度を上げるだけの手段とみなすことは出来ない。
私には隠すようなものは何もない。窯焚きにも作陶にも何の秘密もない。私の傍で見ていたいなら、一緒にやってくれるとよい。
私にとって窯焚きは、火と一体になるということだ。私は温度計もゼーゲル錘も使わない。自分の目と耳と手触りだけが頼りだ。炎の色と動き、窯の声と火の声。」
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© E.WEINMAYR | 更新日 2012.01.11 |
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