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関島寿子
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私の理想は野生の素朴な材料の塊のなかに、改めて意識的にその素材を構築の論理として秩序づけた私自身の存在も、静かに,しかし確かに、自然と共存して見えるような物を作ることである。
素朴な蔓や枝は太さも堅さも肌合いも様々で、夫々に独特のしなやかな動きをしながら、線を空間に描き出す。編むというのは、その線をバランス良く構成して、まとまりのある質量を生み出す作業だ。豊かな手触りや線の交錯のリズムを持った,半ば閉じられ半ば開かれた空間が出来あがる。そこには無数の多様な姿の空隙が含まれ、光がプリズムを通った時のように,人の視線や想像力がその隙間を通って虹色に分解される。中に何が入っているのか,どんな感触なのか、重さなのか、構造なのか、親しみを感じるのはなぜかーーーーーー。
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